馬渕教室 ウィルウェイ 合格目指せ 5ch掲示板

馬渕教室(ウィルウェイ)に通う受験生の5ch掲示板ブログです。

最大の努力

二月七日木曜日。西大和の体育館には、今まであるはずがないと思っていた、私の番号があった。それを見た瞬間、うれしさのあまりに再び涙があふれてきた。自信が全くなく、約一時間遅れて知った合格だった。
私が馬渕に入ったのは小学五年の秋。当時の私のモットーは「人の倍やる」だった。少しずつだが勉強すれば成績は確実に上がっていった。そしてなによりも、目標だったのは“SSクラスに入ること”だった。中学入学後、SSクラスの存在は勉強への大きな意欲となった。そして中二からは京橋SSに通うことができた。あこがれていただけのクラスであって、やる気はあり、電車での通塾はつらくはなかった。
そしていよいよ中三の春。今度こそSS1に戻ろう!と気合いを入れて公開テストを受けたのだが、私の席はSS2のほぼ最前列だった。悔しいというよりはむしろ恥ずかしい。今まで何をしてきたんだ、どうして成績が下がるのか、全くわからなかった。自分の第一志望、西大和もやっぱり不可能なのではないか…とこんなことを思っていた。そんな時、公開テストの解答・解答集の社会のページで、こんな言葉を見つけた。“「勉強=努力」である以上、苦痛を伴う部分があるのは当然です。”そしてこの言葉が私に自分を変えるきっかけというものを与えてくれたのだと思う。私の受験生活は始まったのだ。
まず朝は六時に起きて八時まで弱点教科の勉強。幸い家から学校までが近かったのでギリギリまで勉強できた。学校から家に帰っても塾に行くまで約一時間半勉強し、塾から帰宅してもあと一時間頑張った。慣れないことをしたせいか、七月あたりまで頭痛になやまされた。しかし成績はすぐ上がり、夏期講習はSS1に戻ることができた。それからは成績は順調で苦手だった数学と社会は、なんか得点源にできた。が、いつの間にか国語の偏差値がどうしようもないほど下がっていた。悪い時には四十代。良くても六十代には届かず、数学と社会で補っていた。対処法としては先生の解説を聞いた後にもう一度家で解き、一つの文章を合計三回解くことにした。
今ふり返ってみると、この一年はとても大変だった。つらいこともたくさんあった。くじけそうにもなった。でも、そんな中私を支えてくれたのは両親、周りの方々、先生だった。しかし一番の支えは西大和に行きたい!!という自分の気持ちとこの一年で積みあげてきたノートの小さな山だった。この執念が勉強するという実行に移り、そして最後には自分の納得いく結果を得ることができた。お母さん、お父さん、先生方、周りの方々本当にありがとうございました。厳しかった両親にはたくさん迷惑をかけた。本当に今までありがとうございました。
そして今から受験を迎える後輩たちに伝えたいこと、それは自分のできる最大の努力をすること。苦しみ、哀しみを乗り越え、合格の二文字を掴んでほしい。