受験の思い出

　今ここに合格した自分がいるのは、一重に馬渕教室の先生方の御蔭です。
　私が馬渕教室に入ったのは、中学2年生の3月です。色々と不安がありましたが、徐々に慣れていきました。
馬 渕教室の授業は、新鮮かつ洗練されていてとてもわかりやすかったです。そのため、勉強に打ち込むことができたと思っています。しかしながら、私は怠慢な性 格であったので、だんだんとだれて来ました。遅刻が増え、宿題もほとんどやっていませんでした。このため、特に社会の公民や英語がおろそかになり、後々苦 労させられることになりました。やはり、怠け癖はいけないと実感させられました。
　さて、夏になると流石に怠けていてはいけないと思いました。や る気を奮起して、がんばろうと思いました。けれど、夏期講習は思っていたよりハードで、かなり疲れましたが、中には夜の11時とかまで残る人もいると聞き 驚きました。世の中には、体力が無尽蔵のような人もいるのですね。毎日、疲れて帰ってくるという生活をしていると、時はたつのが早いものであっという間に 夏が終わってしまったのを覚えています。そのため、やり残したことがたくさんあり、後悔しています。受験生になるみなさんは、後悔のない夏を過ごして下さ い。
　秋。この時期になると私はSSから私立SSと変わり、教えて下さる先生のほとんどが変わりました。この環境の変化は、心機一転して私に新た なるやる気を与えてくれました。また、数学の先生が、創駿会でやっているらしいプリントをくださりとても励みになりました。そうしている内に冬になりまし た。冬期講習の間は、創駿会に入れてもらいました。より高度なレベルの人達を見ることでいい刺激となりました。やはり、レベルの高い人に混じって過ごすこ とは、いいことであると思います。
　2月9日。星光の入試日が来ました。最初は、国語でした。素材文は一度読んだことがあり、とてもラッキーでし た。また数学が易化していたり、社会の傾向の変化もありましたが、できたという感じでした。翌日、10日は発表でした。合格していると思いながらも、落ち ているのではないかという一抹の不安を抱きながら、学校へと向かいました。待つこと10分で、ガラガラとボードが運ばれて来ました。次の瞬間、私は自分の 番号を発見しました。不安が消え、喜びと安堵感が込み上げて来ました。周りは歓声に包まれていましたが、中には不合格の人もいて、その方を思いだすと、今 でも合格して本当に良かったと思います。
　最後に、私を支えて下さった方々へは、本当に感謝しています。ありがとうございました。この合格を得て、また一歩私の夢や目的に近づくことができました。これからも、様々なことを勉強して行くことで、夢に向かって突き進んで行きたいと思います。