馬渕教室 ウィルウェイ 合格目指せ 5ch掲示板

馬渕教室(ウィルウェイ)に通う受験生の5ch掲示板ブログです。

無限大の可能性

絶望。これが僕の第一志望である東大寺学園の合格発表へ向かう電車の中での心情だった。入試当日、僕は数学の問題に歯がたたなかった。数学が苦手なのは以前から意識していて、赤本の数学は3回やり、東大寺特訓のプリントにも何回も目を通した。対策を十分にして、それに愛光の合格で勢いがついたせいか、緊張はせずに入試に臨めたのだが、それでも数学はうまくできなかった。試験後から不安を感じ、翌日の自己採点でも数学の足切り点を超えられている自信はほとんどなかった。

電車を降りて学校へ向かう。足どりが自然に速まる。心臓が高鳴る。門をくぐる。掲示場所へ向かう。掲示板を見上げる。自分の番号は……あった。

喜びというよりも安堵だった。自分の心の不安感が消えていくのが分かった。喜びを味わったのは、その後の洛南の合格発表。自分も受かり、周りの友達も受かっていて、いい形で受験を終えることができたことを快く思った。

僕が馬渕教室に入ったのは中1の春で、一級クラスからのスタートだった。この頃は、あまり受験というものに関心が無かったのだが、人に負けたくない、という気持ちでがんばった。やがて公開テストで成果がでるようになり、SSクラスに入った。この頃には、自分の可能性をできる限り試してみたい、と思うようになっていた。そして中3の夏にSSSクラスへ入り、秋には創駿会に編入した。駿台公開模試でも安定して成績が出るようになり、東大寺学園という志望校を決めた。僕にラストスパートがかかったのは秋の後半。僕にはずっと目標であり、そしてライバル視してきた人がいたが、この時期に明らかな差をつけられた。その悔しさが僕の原動力となった。

このように、こらから受験を迎える皆さんには、大きな目標や良いライバルを持って欲しい。また、日々の積み重ねをしっかりして欲しい。僕が苦手教科を作ってしまったのも2年や3年の前半の頃に怠け気味だったせいかもしれない。馬渕を信頼して馬渕の宿題と復習を毎回、確実に、コツコツやれば大きな結果として自分に返ってきて、それがまた自信になると思う。そして志望校が決まったら、その学校への思いを強く持って、落ちついて受験に挑んで欲しい。僕は数学では失敗したけれど、気持ちを切りかえて他の教科で挽回できたおかげで合格への道をつなげられたのだと思う。

三年間で僕が馬渕から教わったことは、もちろん勉強もだが、一番大きいのは、あきらめない限り可能性は無限大だ、ということだ。自分の限界を最初から決めつけてしまっては、それで終わり。自分を信じてがんばれば、自分の可能性は無限大に広がっていく。なぜなら、意思のあるところに、道はあるのだから……。