馬渕教室 ウィルウェイ 合格目指せ 5ch掲示板

馬渕教室(ウィルウェイ)に通う受験生の5ch掲示板ブログです。

地道に、確実に

中学受験を真剣に考え出したのは、五年生の後半だった。え?そんなに遅くからでも大丈夫?と馬渕教室の皆は思うだろう。
 その当時(五年生)、ぼくはアメリカに住んでいた。そこは勉強に対してとても熱心だったが、日本のように受験を考える人達はいなかった。だからと言って、環境のせいにするつもりはないが...、少しは...。しかし、自分を納得させても、現実は遅過ぎるだろうな。
  急いで帰国をし、入塾試験を受けた。馬渕教室、N塾とH学園の全て合格した。しかし、N塾とH学園は、「今からじゃー難しいよね、相当がんばらないと ね。」ショックな答えが当たり前のように返って来た。しかし、馬渕教室だけは、「一緒にがんばりましょう。」と笑顔で言ってくれた。ここでがんばろう。先 生の言葉と笑顔は、ぼくに更にがんばる勇気をくれた。よし!
 でも、ここからが本当に大変だった。塾生の皆との差、アメリカにいた三年間分の埋め 合わせ、塾で新しく習う内容を身に付けること。する事は山の様。時間はと言うと、塾から帰宅してからの三時間程度しかない。その時間はほとんどが塾の宿題 に。その他に回せる時間はなかった。でもがんばらないと...。
 そこで、毎日五時に起きる事にした。貴重な一時間半。しかし、それは塾の復習に使う事に。埋め合わせが...。
 そんな時、塾からアドバイスをもらった。
「ま ずは、塾のペースに慣れる事から。そして、出された宿題をきっちりし、定着させる事が大切だ。」と。自分一人で中学受験と戦っているものと思っていた。し かし、違っていた。一人一人の事を考えてくれている先生達が一緒にいた。そう思うと気持ちが楽になり、今進む道が見えた。しかし、宿題と授業の定着だけで 大丈夫だろうか...と言う不安はあったが、がんばるしかない。
 一ヶ月が経ち、自分なりのペースが出来、宿題以外にも時間が回せる様になった。あせるな、今目の前にある課題を一つずつこなしていく。そうすると、前へ前へと確実に進める。「地道に、確実に。」その言葉が自分の心の支えとなった。
 皆との差が縮まったかどうかは分からないが、他人と比べるのではない。今の自分と前の自分がどうかだ。少しでもステップアップしていく事が大切だ。がんばろう。
 そう思って自分を支えていたが、公開テストの数字にはなかなかつながらなかった。またあせりが...。二極する気持ちが時折ぼくを苦しめた。でも、塾の言葉を信じてついて行こう。ぼくが最初にそう決めたのだから。
  冬が来た。十一月の終わり頃、やっと少しの光が見える結果が出始めた。心を強くしてがんばっていても、目に見える結果の力は、すごかった。確実に自分への 自信に。そして、一月の合格へ。強くしてがんばっていても、目に見える結果の力は、すごかった。確実に自分への自信に。そして、一月の合格へ。