受験を楽しもう

みなさんは、受験をつらくて面白くないものだと思っていませんか。私も初めはそう思っていました。でも、受験が終わった今、受験は楽しく、自分を成長させてくれるものだということを感じています。

実際、私の受験勉強の日々をふり返ってみると...思う様に勉強が進まなかった時は、塾の友達と電車の中で話をしたり、学校の友達と外で思いっきり遊んだりして、気分転換をし、また勉強に専念することが出来ました。また、塾の先生も、自分の質問に対して、奥深くまで説明して下さったり、面白い話をして下さったので、気が沈んでいる時も笑顔になることが出来ました。

本番の前日、今まで一緒に目標に向かって頑張ってきた友達や先生方と気合い入れをしたので、当日は目覚めもよく、ほとんど緊張せずに普段通りに自分の持っている力を全力で出し切ることが出来ました。もしここで落ちてしまったら、今までの努力がすべて台無しになると思って、集中して頑張ったからです。

すべての科目が終了し、学校の門を出た時、慈母観音が目に入りました。朝に、「今日のテストがよくできて、四天王寺に絶対合格できますように。」とみんなでお願いしました。それが叶ったのか、その時はとても達成感を感じていました。そして、合格通知を手にした時に初めて、今までの努力の重みが分かりました。

この受験を通して私が思った事は、勉強をこの先、何か自分のためになるものだと考えたら、頑張れるという事です。そして、思っていた以上に受験は楽しいという事も実感しました。私の場合は、努力をすればするほど知識がどんどん増えていく事に楽しさを感じました。

だから、みなさんも受験というものを楽しむつもりで、合格を勝ち取って下さい。