心に残った言葉

６年の２月からＮクラスに入りました。今までとは違い、国語も算数も理科も難しく、授業のスピードも早くておどろきました。特に理科の内容が難しく、大変でした。授業で分からないことがあれば、家に帰ってノートを見直したり、考え直したりして、それでも分からなければ次の授業の前後に質問をしていました。
　しかし、ある時、M先生に、
「今分かっていないのなら今授業中に聞け！時間は限られているから無駄にするな。」
と言われ、その通りだと気付きました。難しいことですが、できるだけ授業で理解しようと意識しました。
　他にも、M先生のおっしゃった中で
「努力して合格するからうれしいし、意味がある」
「さぼれるのは、いつでもいくらでもさぼれる」
という言葉が最後まで心に残り、はげみになりました。
　そして12 月の通常授業で、ある問題で当てられて答えたとき、
「１年間いっしょにやってきて良かったな」
と言って握手をしてもらいました。その問題は、何度も間違えてやり直したものだったので、やってきて良かったと思い、本当にうれしかったです。
　算数では、宿題で提出したノートやプリントに書いていただいた、K先生、M先生のコメントを読み、「またがんばろう」という気持ちになりました。
　特にうれしかったのは、M先生に、ノートの最後のページに筆で「必勝」と書いていただいたことです。今も大切に置いています。
　M先生、H先生には、国語の記述に関して細かく指導していただき、とても分かりやすかったです。そして、本番の２日目では記述が多かったのですが、自信を持って問題に取り組むことができました。
　最後の２ヶ月、Ｋクラスに入って、O先生、I先生、N先生、S先生の授業は、とても楽しく受けることができました。
　そして、ぼくが小さいときから行きたかった甲陽学院に合格できました。
　今までお世話になった先生方、本当にありがとうございました。